我が身を愛しすぎない

~我が身を愛しすぎない~

心は楽しむべきで、苦しむべきではありません。

体は働くべきで、休みすぎてはいけません。


およそ、我が身を愛しすぎてはなりません。
美味なものを食べ過ぎる、芳醇なものを飲みすぎる、
色を好む、体を楽にして仕事を怠り、
寝転がっているのを好む、などいうのは、
みな我が身を愛しすぎるためですが、
かえって我が身の『害』となるのです。

子どもを愛しすぎて、かえって子の災いと
なるようなものなのです。

養生の術は、するべき仕事をよく勤め、
体を動かし、『気』をめぐらすのが良いのです。




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